畑庭の四季サイクル展望と現実


何も始まっていない小さな土地から、
畑庭を作りたい!

新年明けましておめでとうございます。

2022年は、立ち上がったばかりのこの場所にご訪問いただき、本当に本当にありがとうございました。お陰様で、しめ縄もほんの少し販売につながり、完全なる道は描かれていないこのキャンバスも、少し前進できそうです。ありがとうございます。

そしてインスタグラムがまだ活用できておりません。畑のことや作品づくりのこと、そしてその他のことがごちゃごちゃと渋滞しています。なんとかひとつずつをクリアにしていきたいです。

外部の方々に関わっていただきながら作っていきたい気持ちもあり、何かをきっかけに折をみて都度発信させていただくかもしれません。その際には、ご興味を示していただけるようでしたら参画してくださいませんか?◇cooperation◇どうぞよろしくお願いいたします!🐰

上記のような祈願を胸に、元旦早々パソコンの前に座っています。

2023年初めての投稿は、畑の様子について(庭のような畑、初心からの出発)の内容になります。
現状理想や目標今できること(育ててみた野菜や種のこと)ということで記述していきます。

現状

温室を作る投稿で畑の全容をみていただけますが、季節柄のせいもありますし、野菜の栽培も少ないため、すっからかんの荒地のような感じになっております。

現在植わっているのは、ビート玉ねぎさやえんどうにんにくばら・パセリ・ローズマリー・アリッサム・チェリーセージ・マロウ(昨年株を冬越しさせます)・ニゲラ・コーンフラワー・スターチス・ジャスミン・ラベンダー・キンセンカ・ビオラ・・・これらの中の一部はハウスの中に苗として待機しています。(Come to my tiny farm-gardenで画像や状況のせています)

土の状態がまだまだ固いです。微生物の循環が不十分です。昨年の春と秋で、植え替えをしている場所は何度も耕したことで、いくらか柔らかくなっています。

畑になる前の状態

実はこの土地は、長年除草シートで覆われていました。


いわゆる不使用耕地を管理しやすくしていた土地でした。


そのため、雑草はなく陽も遮られており、
なおかつ大きめの石だらけという土質の放棄地でした。


植物が育ちたいと思えるような状態の土地ではありませんでした。


それでも生命力旺盛なスギナは、唯一根を張っていたようです。
(スギナもお茶にしたり用途はあるみたいですね)


土改良を促進するために、石をすべて手作業で漉していき、
腐葉土や完全有機質肥料を投入しました。

そんな状態の土壌でしたのに、
春は紫蘇やピーマン、トマトを植えてみましたが、何とか育ってくれていました。

ある程度に草がうわっているお庭があるお宅の土壌のほうが生き生きとしていて、
その方がどんな植物も基本わりと育つと思います。

ということで、aonaの畑庭はマイナスからのスタートをしています。


しかもマイペース、


これから畑庭を始める皆さんはすぐに簡単に追い抜くことができます!


小さな家庭菜園を楽しみませんか?

理想とする境地

専門的な用語も特に使っていませんし、本当に何もわからない状態からの手探りで進めようとしている人といった感じの説明レベルですがご容赦ください。

aonaは、栽培が無農薬であることと、そんなに手をかけなくても循環される畑ができることを望んでいます。

ハウスの中に関しては水やり等も必要でしょうし、管理体制が違うとは思います。

この畑庭には主に、口に入れることのできるような花(エディブルフラワー)なども考えていますが、偏らない小さな自然界ができてくれて、発展途上中の作業を含むすべてが、心に効果のあるような景観ができるといいなと思っています。

そもそもなぜ手をかけないようにしたいのか、家庭菜園を営む中で、その他の作業ふくむ日常に追われることで、正直少し離れた畑にばかり頻繁に通っているわけにもいかない現状という人間都合的な面があったことは隠せません。山にしても、雑草地帯にしても、人が手を加えていなくても植物は生き生きとしている、という疑問がありましたことから、本来の自然な土に戻したいと強く思っていました。

しかしながら農業を生業としているプロにとっては、素人aonaが抱くこの展望はいかがなものでしょう・・・何もわからないものが甘いことをいっている・・・。時代とともに日本の農業という尊い営みを築いてこられた先人の歴史(経済の一環として農業を生きること)や自然の中で農作物と向き合う厳しさに対しましても勿論、aona がその観点から語る資格はないと自覚しております。

今できること

aona-3tはフランスでいうポタジェ、英語圏でいうところのナチュラルガーデンなどを想像したりもして、わりとマイペースなイメージで畑庭づくりを進めています。中国でも農業を個人で配信している方は沢山いて、さすが何千年の歴史ある大陸大国、配信内容の規模が野性的というか、アートに近いような全体像で撮影されていたりとか、とにかく凄いです。農が経済に上手に入っているなと感じます。中国ってITが進んでいますが、若い人でも自然に対して溶け込んでいっているという感じがします。

外国の様子を詳しく知れるようになったことは刺激的です。そんな中で、いっそう日本の良さも再認識できるのかもしれません。

自然農法からも学べるように、すべてが循環されていく摂理の中、そこから摂れる食物をいただくことで人も生きることができるということは、それがまさに生かされているという言葉にあてはまるのだということを改めて思い返しました。

普段そんなふうに立ち止まって考えることもなく日常を過ごしています。

現在も春に収穫予定の野菜が植わっていますが、何か月も待ち望んだ末の収穫も、瞬くまに消費されるんですよね。このことを実感するようになってから、農家さんの大変さやそのお仕事の尊さをとても感じるようになりました。

🍄育てやすい野菜は何だろう🍄

家庭菜園に向く野菜は・・・?
5つくらいをあげてみます。

1
簡単に栽培できる通年育ちやすいパセリは、ハーブですが役にたってくれます。
付け合わせのイメージが強いですが重宝します。
和風にお出汁と味付け海苔など加えて調味してお浸しにもできますので、
青いものが足りない日の一品になります。
イタリアンには欠かせないのは勿論、血液浄化作用がありますよ。

2
プランターでも育てやすかったのはもうひとつスープセロリでした。香りがセロリです。
名前の通り、頻繁にスープの具材にしていました。
*大きな園芸店では、ハーブの苗の種類が抜群に揃っているお店もあります。

3
ゴーヤ・エンドウ豆のようなツル性のものが思い浮かびます。
本から戴いた知識ですが、マメ科の植物は土壌に良い菌を広げてくれるそうです。
痩せた土なら、はじめにマメ科の植物を植えてみましょう。
プランター栽培でいいと思いますが、aonaはプランター栽培では上手に育てられないので、
少しでもスペースがあるなら直植えして大地の力に頼りたいと思ってしまいます。

4
昨年オクラも挑戦しましたが、
夏の間中とても速いペースで収穫し続けることができるので、むしろ大変になってきます。
種から育ったので沢山の株が育ち、
営農指導者さんが朝早くから殆ど手伝ってくださっていました。
感謝。
アオイ科の植物って本当に次から次に…というイメージです。
虫もつきやすいです。
沢山出来るので、販売ルートがあればオクラは数になりそうですね。

5
ピーマンはとってもおススメです。丁度良いペースで収穫できました。
固定種で育てていたので、種取りができてよかったです。この春にまた蒔いていきます。

🌱種のこと🌱

*種に関しては販売店さんでも詳しく正確に説明されていると思うのですが、F1固定という2種類があるようです。自分で種取りをして毎年循環させていき、その土地にあった野菜を育んでいくには固定種を選ぶべきだそうです。

F1という種類は確か消毒済みなどで病害に強く、営農として大量生産にも向いているそうですが、F1の品種を固定種のように循環させて扱うとなると、姿などが崩れたりしてくるのだそうです。

畑庭に取りかかる前、無農薬栽培や有機などのキーワードで調べていた流れで、種についてのことも知ることができました。aonaは本当に初心なのです。

それでは、ご訪問いただきありがとうございました。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
では、さようなら。あをな

*ハーブ苗を購入する際のおススメの園芸店さんを関西圏の中で一軒だけ選りすぐってご紹介させてもらいます→(滋賀県は竜王インター付近の カワシマ園芸さん。大型園芸店で、バラの専門家もいらっしゃって親切にアドバイスもいただけます。園芸グッズもお洒落ですよ!)

*昨年、たねの森さんからお取り寄せさせてもらいました。固定種の種業界さんの中では上位さんです。菜園についての専門書のお取り扱いもあり、購入させてもらいました。