こんにちは。
今回は、薔薇の開花のご報告と初心者による行き当たりばったりの管理過程を簡単に記述したいと思います。
また、薔薇は宿根に属する比較的強い植物だとは思っていますが、人を魅了する代表の一つとして君臨していて、きれいな開花を促して手をかけていくことに楽しみがあるということがうかがえます。
この畑庭では、薔薇にもなるべく自然な形でいてほしいですが、専門書を片手に、まずは最低限出来ることをしてみたいと考えます。
畑庭の鑑賞薔薇として育ってくれています。

万葉の詳細
この万葉さんとの出会いは2022年の秋、ホームセンターの薔薇コーナーでした。(ちなみにホームセンターで薔薇の苗をお求めの際は、12月がよく出回る時期だとききます)1988年に鈴木省三氏・平林浩氏(京成バラ園芸様)が作り出したという日本の薔薇のようです。特徴は、横張で樹高は1.3メートルくらいのようです。花は平咲きの四季咲きでフロリバンダ系統だそう。
系統って何でしょうか。
系統というのはざっくり、遺伝的なパターンを示しているものとありました。
フロリバンダの特徴・・・四季咲き/花付きが良い/雰囲気が優しい

苗は購入後すぐに移植させてもらいました。
購入は秋で、すでに開花状態で丈夫な枝という印象でした。二年生大苗か三年生苗(晩秋から冬にかけて出回る)だったのでしょうか。
新苗のばあいは、春から梅雨にかけて出回っているようです。この新苗の状態ですと、すぐに咲いている花を切り戻して植え替えてあげて、十分に育つまでは花をつけないほうがいいみたいです。
苗の植え替え・植え付けですが、周年可能とあります。むしろ購入時のポットから植え替えた方が良いような感じです(詳しくはお調べください)でも、aonaは冬の間はあまり動かしたくない気もします。あまりにも地表が冷たい場所は避けた方が良さそうです。

2023年春現在の開花です。購入時と比べて、花が小ぶりで咲いています。葉の色も濃く小さいです。
原因は何でしょうか。
この種は、花の色は段階的に変わり、最終アプリコット色ということだそうですが、こちらの色味も結構きれいではあります。

咲き始めの花色はこんな色でした。

昨年に比べた見栄えの違いを追究します
これは、自身の予測になります。土壌は変わらず有機で無農薬栽培です。
冬の間の剪定ができていない(新しい充実した枝を出してあげるための下準備)・3月の芽かきが甘かった(葉がしげりすぎです)・昨年の花後の追肥が甘い
葉の色と大きさのこと…土の栄養と季節?
花の大きさのこと・・・養分(葉の状態によるのでは?)
以上のように、ほぼすべての手間がなされていなかったので、次回の目標をもつことができました。
育てながら知ることができるとは思いますが、今回の工程や結果で次回改善をしていき、葉の色や花の大きさも見ていきたいと思います。目標は、たくさんの花がついてくれるようになること。
それにしましても、この葉の色はどういう状態かなー・・・

開花後の作業として
充実した株作りのために花がらを切ります。生花として茎を少し長めに剪定できます。また、しっかり行えていなかった芽かきをしようと思います。
さてどうなっていくのでしょうか。
四季咲き薔薇の花を咲かすポイントとして(株式会社講談社2015年2月26日発行の著書、はじめてでもきれいによく咲くバラづくり/著者 松尾正晃)こちらの書籍から一部分を要約させていただき以下、剪定が欠かすことのできない大切な要素として記述いたします。
四季咲き薔薇の性質として、気温など一定条件が揃ったときに新しい枝を出して必ず花が咲き、その後枝の生長は止まるということから、(花後などの)剪定により新たな枝を作ってあげることで何度も楽しめる。
ご訪問いただき、ありがとうございました。
では、さようなら。あをな