aona-3tの畑庭(規模が小さいので、勝手に”はたけにわ”と呼んでいます)では、
今年の夏、赤紫蘇を刈り取りました。
試しに育ててみたのです。

赤紫蘇を育てた結果のメリットと栽培お勧め度を記してみようと思います。
そしてこの指標は、あくまでも個人で家庭菜園的な規模が対象です。
来たる時節(種まきは春です)
赤紫蘇栽培を考えておられたら、よかったら目をお通しください。
・赤紫蘇は生食できますか?
・お料理に使えますか?
・栽培量について
・育てやすさは?
・実の塩漬け工程
赤紫蘇は葉っぱをそのまま食べられる+_+?
食べることはできると思いますが葉っぱはお勧めしません。
勇気がなくしたことがありません。
ここでの生食とは、何の加工もしていない状態でという意味合いです。
なぜなら、塩もみや湯がいたときのあの灰汁といったら、ちょっとやめとこうかなと思います。
理由はそれです。
青紫蘇と違って、ちぎってそのまま食すというイメージや習慣もありません。
ただ、赤紫蘇の穂(10月ころのピンクの花がついたもの)は、
和食、天ぷらやお刺身にも添えてあったりしますよね。
茎をしごいて花だけにして食べられます。
お料理がぱっとして、見た目もとても可愛いと思います!
和風エディブルフラワーです。
お料理に使うならどんな用途❓

代表的には、紫蘇ジュースかなと思います。
体にいいので、漢方のような役目があるのではないでしょうか?
赤紫蘇が出回る時期は基本一年のうちの一時しかなく、本来食物は旬の時期に食すということが、やはりその時期の体調を調える役目をしてくれるものだと思います。
他に、葉の塩漬け、梅干しを漬けるためのものや梅酢、実の塩漬け ゆかり が思い浮かびます。
紫蘇ジュースはとても簡単に出来て、シロップにするとかき氷にかけたりもできるので夏に重宝します。お砂糖を沢山使っておくと、保存が効きます。
実の塩漬けはご飯のお供に最高です。お茶漬けにしたりもします。作ってみましたので、後述いたします。
もしも栽培するならわりと沢山がいい
青紫蘇のように1本でも十分というイメージはないように思います。
紫蘇ジュースにしても、塩漬けにしても、わりと量が必要です。
最低でも5株くらいは植えたいです。
5株に対して1㎡くらいは場所が欲しいです。
栽培の手間について
播種はポットで行いました。
赤紫蘇栽培が初めてだったことと、植える位置の考察途中だったためです。
畝は作りませんでした。
土壌状態も完全でなく、むしろ痩せすぎの土でしたが、きれいに育ちました。
手間といっても楽しい手間ですが、種が細かいため蒔くときに神経を使いましたこと、畑への移植作業(直播きでそのまま放置ということができなかったため)です。
始終気になったことは、虫です。紫蘇には虫が付かないイメージなのですが、やはり完全無農薬でいましたら、何らかのアオムシみたいなものに取りつかれていました。一応見ないふりをしておきました。
aonaは茎は使わず、綺麗な葉だけを丁寧によりすぐって収穫します。この収穫時が一番楽しい手間でした。
追伸:茎も食せます。根っこはわかりませんが、赤紫蘇は全草が食せます。茎は赤紫蘇茶として乾燥させて細かくしたものなど売れていたりします。
紫蘇の実の塩漬け

地域によって多少の差があると思いますが、こちらの紫蘇は10月初旬には穂をつけていました。
ピンクの小さな花がつきます。
お料理のツマ等としての収穫なら花の咲いている時期に採りますが、
今回はさらにその後の茶色くなり枯れる前の実のときに採りました。
上のほうにまだお花が数個ついているときくらいに採るのがいいみたいでした。
時期を逃すと実も枯れて、硬い食感で美味しくないそうですので注意です。

実を茎から外したら、ゆがいて、実の量の20%の塩分を加えて重しをして保存します。
画像は、保存するために瓶に入れたところまでです。少量なら2~3日くらいで漬かるのではないでしょうか。





あつあつご飯にこれだけで満足します。
忘れていました!
栽培のメリットは赤紫蘇ジュースが沢山飲めることです。暑い中帰ってからの冷たいジュースが本当に美味しいですよ。お勧め度は、5のうち3です。小さな畑をけっこう占領され、存在感がものすごいので。
ご訪問いただき、ありがとうございました。
では、さようなら。あをな