初めての土作り~畑庭を思い描いて苦も楽に


今回は、aonaの畑庭の始まりの土壌づくりのことをお話したいと思います。

1.不使用耕地をお借りしました

2.手作業で土の状態を改良する第1歩にとりかかりました

3.有機肥料を投入して耕しました

4.約1ヶ月はそのまま放置しました

5. 春まき苗を移植しました

上記の中でも、に焦点をあててお伝えさせていただきます。

しつこいですが、お庭の片隅で野菜も育つ!です。

余談 手作業の土壌改良 肥料専門家に相談 有機肥料投入 

余談

京都は城南宮さんの庭園の様子の断片ですが(画像掲載許可いただいています)、歩いていると歩道の数か所に野菜が植わっていました。土はやはり他の場所と比べて柔らかそうに耕されてありました。

三つ葉やセリ、小松菜など栽培されており、庭園の景観に溶け込んでしっくり何気なく育っていました。

その他、文芸の項目で紹介させていただきますので、よかったら覗いてみてくださいね。

土づくり本題に戻ります。

手作業で土の状態を改良する第1歩にとりかかりました

これは何をしたかというと、かれこれ1年前、ごろごろ埋まっていた大きめの石たちを、いわゆる漉し器を使い(ホームセンターの園芸コーナーに大きなふるい器が置いてあると思います)土を入れてゆすりながら取り除いたのです。

大きな石で15㎝など沢山出てきました。

画像は、石を除いた後です。

気の遠くなるような作業、思い出しても二度とできない気力の必要な地道な作業でした。いわば、畑庭を完遂したいその一心ですので、営農指導者さんたちを巻き込んで(最後まで諦めずに一緒に作業してくださったことに大感謝)、一日3~4時間でしたが合間をみつけて約1ヶ月近くに渡り渾身し、中にはブロックだとしかいいようのない大きなものも掘り出しました。地中約30㎝掘りながら漉していったかと思います。

なんでこんなに石ころがでてくるの?

どこの土を運んできた土地だったのか知りませんが、山の土にしては器の欠片なども出てきました。雑草も生やさないようにシートで覆われていましたので、完全に土が畑向きではないことだけは素人でもわかりました。

黒っぽいふかふかした柔らかい土、小さなころ触っていた記憶はあります。あのような、作物に向く土になってくれるのかな・・・

肥料の専門家に相談

営農指導者さんが先代さんから親しくさせてもらっている*肥料店さんに相談をさせてもらいました。

化学肥料は一切使いたくありません。
こんな土の状態です、どんなふうにしたら宜しいでしょうか?

完全に、丸投げです。

林さんは個人店さんですが歴史があり、
たくさんの大きな農園の顧客さんがいらっしゃいます。
有機肥料のお取り扱いも勿論ブレーンをお持ちです。

aonaが拘りをお伝えしてしまったため、
外来種のようなハーブも植えるとなると、
もう少し調べたりさせてくださいねとお返事をいただいたりして、
こんな小規模の素人相手に時間をさいて親身になってくださり、
とても有難いことです。

有機肥料を投入して耕しました

野菜販売を考えられるほどの規模はなく、国に認められたJAS有機栽培証の取得目的もありませんでした。(JAS規格となると、aonaが目指す畑の様子とはまた少し違うのかなという結果に至ったということもありました)

ただ、素人aonaが肩の力を抜いて向き合いやすいように進むことができて、日常の他の業務に並行してなるべく挫折しないように取り組める場所にしたいと思いました。(それでも、自転車で離れた畑に通うことはわりと力がいるもので、営農指導者さんがいなければ成り立たないと思います)

肥料の種類やトラブルに対応できる科学的な知識も乏しいが、お庭の維持という感覚で管理できることが理想ではあります。

土が良ければ育ちは違うはず。

その一点に着目しました。


このあと、春から夏の虫に悩まされるのですが、でもまあ、小さい畑なので精神的に許容範囲でした。(この虫についても、多様な植物が育ち循環している環境こそが望ましい結果になるようで・・・)

そんなこんなで、当初の土は砂のような手触りだったんです。雨がふると水はけが良くないし、植物に向いていないことがaonaでもわかりました。

そして、石を除いたあとの最初の耕運のとき、土に合わせてアドバイス頂いた資材を投入していきました。

あぶらかす(一般的肥料)
ピートモス(土の呼吸)
バーク(植物堆肥)

フミライプ(牛糞堆肥)

耕すときも手で・・・と考えましたが、幸せなことにギリギリ、トラクターが入る!

機械であっという間にかき混ぜてしまいました。

こういった面でも、畑をひとりで管理していくことは大変なことだと感じました
自然農の場合いかがでしょうか。
先の投稿の中の自然農の動画では、土自体が変わっていくための期間は必要だとおっしゃっていました。


投入有機資材は動物肥料も用いたので、化学物質も食物連鎖の関係で含まれているのでしょうか。

この畑の今は自然農ではないと思います。

aonaはそういったあたりは、徐々に対応していけたらいいかなという感覚で、いわゆる化学肥料や農薬を使わないという思いで取り組んでいます。

この土壌改革を始めてから1年が経とうとしています。


夏の間は雑草が沢山生えていましたので、背の高い草は釜で切り取っていました。それと、お手頃な電動草刈りも購入し併用していました。5000円位の商品で、充電が30分ほどしか持たないのですが、結構楽になりますよ。

植物を植えてからの栽培と土のことは、また別の機会に投稿させていただきます。

ご訪問いただき、ありがとうございました。
では、さようなら。あをな