生花をドライフラワーにする


花摘み

春に花が咲いた植物と
次の段階で付き合う
楽しみの時間をご紹介します

乾燥させやすい花の種類を選んで育てていました。
じめじめ梅雨に入る前には乾かしておきたいところです。

・ドライにする手順 ・花の種類と摘む時期 ・手軽な楽しみ方

ドライフラワーまでの過程

花を摘む(タイミング)→洗う→水気をきる(軽く拭く)→種類に合わせた方法で乾かす

とくにこれといった知識がなくてもできますね!ポイントとして手順にしました。

画像はニゲラの花後です。大きさが2~3センチくらいの風船が成ります。ふくらみの中は種です。この種は、スーパーフードのブラッククミンです。園芸品種など種類があるようですが、今回育てたのは食用です。

摘むタイミング・・・基本は咲いてすぐがいいです。コーンフラワーは特にそうで、ニゲラは花と花後の2種類あります。ニゲラがおもしろいのは花後の風船の時です。バラは咲ききらないうちが良いです。まさに花屋さんで売っているような開き加減の時がいいです。

洗う・・・ボールに水をはって、花を下に向けてパシャパシャするのみ。優しく洗います。茎にも水を流しておきます。

aonaの畑は自然栽培なので虫もついています。でも春に花に飛んで来るのは蝶くらいです。そして、バラ(クリスティアーナという香りの良いつるバラには、いつも小カナブンがくっ付いて花を食べてます)です。あとは、おそらくスリプスといった1~2ミリほどの虫ですが、全然害がないです。

水気を切る・・・強そうな花は外でふりきります。バラやビオラ、アリッサムはペーパータオルで軽くおさえておきます。

乾かします・・・シュロの紐(ホームセンターにあります)がすべらなくて良いので、aonaはそれを使います。5~6本の束にした花をくくりつけて、さかさにして吊っておきます。吊るし方にも決まりはないのです。

吊り方によって、ちょっとしたインテリアにもなりますので、この過程も癒しです。

育てる花を選ぶ~乾かし方

やはりドライにするので、花びらが繊細なものはむつかしいです。退色するという問題と乾燥させるときの向きに気を遣うからです。

ドライフラワーに選ばれやすい花・・・ラベンダー・バラ・カスミソウ・ミモザ・ユーカリ・スターチス・ニゲラの風船・ケイトウ・千日紅・・・

自然乾燥なら1~2週間はかかります。時期によっては乾いたのにまた湿っているなどの不快さはあります。
風通しの良い場所で、日陰(屋内が良く、直射日光に当たらないところ)に干します。

ほとんどはさかさにしますが、スターチスのようなしっかりした体系のものは花瓶に立てて乾かしておけばそれで良しです。

ニゲラの風船は立てていれば大丈夫ですが、花の時期は立てても吊るしてもイマイチです。花が繊細なので、横向きにして乾かすようにします。

ビオラやアリッサム、そしてバラの花びらのみなどの細かいものは、竹ざる等に並べます。しかし、退色がありますし、もっと見た目を素敵にする場合はシリカゲルの中に入れてしまいます。

シリカゲル→ホームセンターやハンドメイド(花コーナー)のお店においてあります。1000円前後です。

手軽な楽しみ方

花器や籠に入れて飾る


・リースを作る


・ハーバリウム
(100均さんに材料あるんです!)

食用の薔薇をハーブティとして使う(ミントやゼラニウムなどの苗も育てやすいです)

このほか、好きなように小物を作ってみたりもできます。
aonaは現在、棒を挿して香らせるタイプの市販オイルの瓶に、スターチスを付け足して挿しています。華やかになっていいですよ!

夏はドライフラワーもすぐ仕上がります。まだ10月ごろまでぼちぼち作れますね。

ご訪問いただき、ありがとうございました。
では、さようなら。あをな